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尊敬と互助精神不可欠に 在日外国人支援ボランティア活動家 浅沼雅子氏に聞く

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外国人女性ワーカーの涙〈下〉

現代の「唐行き」さん/私だったら気が狂っていた私が施したというより/学ばさせていただいた

 ――帰国した人とタイで会ったことは?

 私は一度もタイには行っていない。

 私と個人的なつながりのある牧師がバンコクにいたから、帰るところがないと彼女たちも大変なことになるので、当座の状況によっては牧師に当面の世話をお願いして帰した。

 その時、ひどいケースでは着替えも何もなく、裸足にサンダルだけ、スウェットスーツは汚れていて下着も替えがない。それで私や家族の古着や靴を履かせ、かばんの中に替えの下着や靴下、ヘアーブラシ、日常品を入れて日本のお土産と財布にちょっとのお金を入れて準備したこともあった。

 ――実のお母さんのような立場だ。

 だから彼女たちからは「お母さん」と呼ばれていた。

 タイに帰ると、向こうから平カナの手紙を送ってきた。


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