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病院は施設から「家」の時代へ

戸倉蓉子

デザインで人を元気にする

「ドムスデザイン」代表 戸倉蓉子さんに聞く

 大学病院の看護師から転身した1級建築士というイタリア政府認定デザイナーがいる。「環境を通じて、人を健康に幸せにする」ことをミッションに、女性スタッフばかりの建築デザイン事務所を率いる戸倉蓉子さん(「ドムスデザイン」代表)だ。医療現場におけるデザインの重要性などについて聞いた。 (聞き手=森田清策)

以前は看護師だったそうですね。

 小学校の時、ナイチンゲールの伝記を読み、小学校の卒業文集に「私は看護師になります」と書きました。その通りに看護師になって、大学病院の小児内科に配属になりました。20年以上も前のことです。

 しかし、病院は暗く殺風景。そんな環境に毎日さらされれば、健康な私でも気持ちがなえていきました。ましてや、元気にならなければいけない患者さんが元気になれない環境にいることにずっと疑問を感じていました。

転身のきっかけは。


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