«
»

なぜ落語は廃れない?

北村幾夫氏

演芸の原点は戦国の御伽衆

新宿末廣亭会長 北村幾夫氏に聞く

 「噺家(はなしか)」とは、落語などの口演を職業とする落語家のことだ。ただ、人間国宝に認定された「孤高の名人」柳家小三治氏は「落語家」ではなく「噺家」であることにこだわった。そもそも、同じ出し物を繰り返す落語はなぜ、廃れることがないのか、演芸の原点はどこにあるのか、新宿末廣亭会長の北村幾夫氏に聞いた。 (聞き手=池永達夫、越尾幹彦)

旅する情報収集集団/面白い話で機嫌取りも登場人物に同調/温かみある会話の芸

新宿3丁目の不思議な所に末廣亭はある?

 今でこそ、映画館はシネコンになってしまったが、昔はこのあたりにも映画館がたくさんあった。日活や東宝とかの映画館街だった。また芝居小屋が並んでいたりして、それで寄席もあった。ここらあたりは遊びに行く色町みたいなもので、人が集まった。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。