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和歌の魅力が受刑者に与える安らぎの心 歌人 坂田資宏氏に聞く

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 わが国では毎年、3万人近い新受刑者が収容されていく。罪名は窃盗や覚醒剤取締法違反、詐欺などが多く、また刑期を終えて出所した後に再度入所する割合も40%を超える。そうした中で、歌人の坂田資宏氏は篤志面接委員として和歌を通して受刑者の矯正指導に当たっている。和歌による矯正の効果、和歌の魅力などについて坂田氏に聞いた。(聞き手=湯朝 肇・札幌支局長)

郷土を愛する歌を詠む/心の持ち方もアドバイス

ふるさとのまほろばに心寄せ/自然や人々の息吹を吹き込む

 ――篤志面接委員を始めるようになったきっかけは何だったのでしょうか。

 平成元年に札幌刑務所から篤志面接委員を頼まれたのが始まりでした。当時、私は北海道開発局を退職し、農業土木に関わる団体の職員として勤務していました。


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