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中国共産党百年と周恩来-評論家 石平氏

評論家 石平氏

ナンバー3に徹した不倒翁

評論家 石平氏に聞く

 中国共産党誕生から100年を迎える中、習近平総書記は来年開催される共産党大会で、3期連続の続投を図る意向だ。習氏が倣おうとしているのは、共産党の原点となる絶対的権限を持った毛沢東だ。その毛沢東に仕えたのが周恩来だった。評論家の石平氏は、周恩来の生きざまこそが共産党の本質を浮かび上がらせると指摘する。(聞き手=池永達夫)

中国共産党誕生当時の政治状況は?

 清王朝が潰れた中国は、長年の皇帝独裁の専制政治に終わりを告げ、民主主義的な共和大国に向かうはずだった。だが中国共産党の誕生と勢力拡大によって、中国の近代化プロセスが中断された。

 1912年に清王朝が滅んだ後、中国には皮肉にも史上最強の独裁政権が誕生した。中国国民は共産党一党独裁の支配下に入った。中国共産党は誕生時から、破壊活動やテロ、虐殺の限りを尽くして、暴力革命で独裁政権をつくるという考え方だった。


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