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特権階級が牛耳る経済構造-東京大学大学院教授 阿古智子氏

東京大学大学院教授 阿古智子氏

国際社会で圧力かけ続けよ

―識者はこう見る

東京大学大学院教授 阿古智子氏

中国共産党創立100年式典での習近平演説のポイントは。

 演出は文化大革命を彷彿(ほうふつ)させるものだったが、習近平の表情も明るくなく、毛沢東のような服装をして自分の権威を高めたいことはうかがえた。聴衆もあまり盛り上がっている様子はなく、演出がうまくいったようには感じられなかった。

 毛沢東の時代と今では社会背景が全く異なる。扇動しても、「習近平思想は素晴らしい」と文革時代のように支持する人ばかりではない。

 演説では「外国には屈しない」と強調していた。お決まりのパターンではあるが、習近平の考え方の根本にあるのは、帝国主義的な勢力に抵抗することだ。中国と西側諸国を敵と味方に対峙(たいじ)させ、今も西側諸国が制裁や思想的な浸透を図って中国を転覆させようとしていると宣伝している。


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