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伝統文化ルネサンスを

藍川裕氏

和美の日本舞踊

日本伝統文化コーディネーター 藍川 裕氏に聞く

 日本には長い歴史の中で育まれた世界に誇る文化がある。歌舞伎の踊りに源流を持つ日本舞踊も、その一つだ。日本伝統文化コーディネーターであり日本舞踊藍川流家元の藍川裕氏に日本舞踊の魅力と伝統芸能の歴史を聞いた。 (聞き手=池永達夫)

今、日本舞踊というのは元気があるのですか。

 そう問われると、首を傾げざるを得ません。それは観客のほとんどが出演者の身内や友人で占められているからです。

 免許の乱発にも問題があります。古典芸能が大衆文化から離れて、ビジネスになってしまっては本末転倒もいいところです。

 元来、日本舞踊は趣味で習う素人が多く、能や歌舞伎、文楽といった男性主体の専門家集団の伝統芸能とは違い、プロとアマの境界線がはっきりしない複雑な顔を持った女性上位の芸能として発展してきた経緯があります。


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