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コミュニティー文化で心の復興を 京都大学名誉教授 秩父神社宮司 薗田稔氏に聞く

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震災復興と日本人の霊性

 東日本大震災から3年を経て復興が進む被災地では、被災者の心の復興が課題になっている。この間、被災各地では祭りや郷土芸能が地域の人たちを元気にしていた。そこで、自身も社殿や鎮守の森の再生などに尽力している秩父神社の薗田稔宮司に、大震災で発現された日本人の霊性と復興への課題について伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

培われた立ち直る文化力/死者を含めた地域共同体

いち早く自力復興した祭りと慰霊的郷土芸能

 ――東日本大震災から3年が経過した。

 被災地の復興では、被災者たちの心の復興が重要になっている。住宅の高台移転や大規模な防潮堤の建設は進み始めているが、心配なのは人々の心にかかわるコミュニティー文化が忘れられがちなことだ。


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