■連載一覧
  • 米大統領選まで1年 トランプ政権の攻防
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  • 何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路
  • 令和参院選 注目区を行く
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  • 香港憤激 一国二制度の危機
  • 香港・中国返還20年 「一国二制度」の前途
  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
  • ルポ・政権交代の攻防 台湾総統選
  • 二極化する香港 識者インタビュー
  • 香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く
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  • 中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風
  • 危機のアジア 識者に聞く
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  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
  • 中華圏に浸透する同性婚
  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
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  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
  • “政熱経熱”の中韓
  • 新QDRと米中軍事バランス
  • 新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭
  • 新グレートゲーム・中国南進の海
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  • 2013/4/18
  • ムスリム同胞団とアラブ モハメド・F・ファラハト氏に聞く
  • 多難な年明けのトルコ
  • EUと難民 UNHCRウィーン事務所報道官に聞く
  • ロシアのシリア内戦介入 アルアハラム財団事務局長に聞く
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  • 大阪G20サミット焦点
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  • 新閣僚に聞く
  • 懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣
  • 「赤旗」役所内勧誘の実態
  • 憲法改正 私はこう考える
  • 衆院選大勝 安倍政権への提言
  • 2017衆院選 国難と選択
  • 新閣僚に聞く
  • 第3次改造内閣 信頼回復へ始動
  • ’17首都決戦
  • 施行から70年 憲法改正を問う
  • どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点
  • 蓮舫民進 疑問の船出
  • 新閣僚に聞く
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  • 安倍政権 新たな挑戦
  • 16参院選 注目区を行く
  • 伊勢志摩サミット
  • 憲法改正 ここが焦点
  • 筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談
  • 第3次安倍改造内閣スタート
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  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
  • 日米首脳会談 成果と課題
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  • '18沖縄県知事選ルポ
  • 歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実
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  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
  • 激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落
  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • 2013/7/08
  • 金正恩体制を斬る 太永浩・元駐英北朝鮮公使に聞く
  • 迷走する北非核化
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  • どう見る北の脅威
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  • 弾劾の波紋 漂流する韓国政治
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  • どこへ行く混迷・韓国 国政介入事件の深層
  • どう見る金正恩体制 日韓専門家対談
  • 迎撃ミサイル配備 韓国の決断
  • 3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会
  • 検証 元料理人 藤本氏の再訪朝
  • 韓国総選挙ショック
  • 日韓国交正常化50年 識者に聞く
  • どうする拉致解決 日朝ストックホルム合意1年
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  • 環境先進国フランスの挑戦
  • 迫る気候変動の脅威 どうする大災害への備え
  • 2016/1/02
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  • 2015/9/21
  • 米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望
  • 米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国
  • 検証’18米中間選挙
  • 米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流
  • 米国の分断 第2部 反米・容共の風潮
  • 米国の分断 第1部 断罪される偉人たち
  • 「米国第一」を問う トランプを動かす世界観
  • トランプのアメリカ 就任から1年
  • トランプVSリベラル・メディア
  • 「情報戦争」時代と米国
  • 米軍再建への課題-元上級将校の提言
  • トランプ政権始動
  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
  • トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月
  • オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」
  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
  • オバマ外交と次期米大統領の課題
  • 2016年米大統領選まで1年
  • 再考 オバマの世界観
  • オバマの対宗教戦争・第1部
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  • JAXA宇宙探査計画
  • 2015/12/24
  • 明智光秀を祀る御霊神社

    「怨霊」を鎮め「御霊」に

    御霊神社宮司 足立 常秋氏に聞く

     来年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は戦国の知将・明智光秀。本能寺の変で主君・織田信長を討ったことから逆臣とされてきたが、近年、その功績が再評価されつつある。光秀の前半生は謎に包まれているが、信長の家臣の中で初の一国一城の主(あるじ)となるなど出世頭だったことは事実。光秀が平定した丹波では、善政の君主として今でも敬愛する市民が多い。中でも光秀公を祀(まつ)る京都府福知山市の御霊神社を訪ね、足立常秋宮司に話を伺った。
    (聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

    祟り免れ繁栄願う
    平穏もたらす「鎮護の神」

    光秀公が福知山を統治したのはわずか3年なのに、今も名君として語り継がれているのはなぜですか。

    足立常秋氏

     あだち・つねあき 足立常秋宮司は昭和23年、京都府福知山市生まれ。小学校の教員、校長を経て、京都国学院と皇学館大学で神職の資格を取り、平成16年に御霊神社宮司に就任した。御霊神社に隣接する福知山パーキングのフェンスに、明智光秀公をテーマに大型デザイン画を、大江高校のビジネス科学科3年生36人の制作協力で設置する企画も進んでいる。

     光秀公は当地で城造りとまちづくりを同時に行ったからです。その結果、福知山は北近畿有数の商都として賑(にぎ)わうことになりました。福知山城下は由良川と土師川(はぜがわ)が合流する地点でたびたび氾濫をしていたのを、光秀公は天正8年(1580)に二つの川の合流点から、カーブしている由良川の流れを、真っすぐ北に流れるよう掘削し、大堤防を築いて湿地帯を城下町として整備したのです。かつて蛇ヶ端(じゃがはな)御藪と呼ばれた堤の藪は、今では「明智藪」と呼ばれています。

     舟運の発達により由良川流域は養蚕が盛んになり、当社に養蚕神社があるのもその名残です。さらに光秀公は、地子銭(宅地税)を免除し、楽市楽座を設けるなど経済発展に力を入れ、福知山の発展の基礎を築きました。そのため、光秀公は今でも福知山市民に慕われているのです。

    光秀公を祀る神社が明智神社ではなく、御霊神社なのはどうしてですか。

     当社の創祀は、江戸時代中期の宝永2年(1705)で、光秀公の没後約120年です。もともと宇賀御霊大神(うがのみたまのおおかみ)を祀る稲荷社で、五穀豊穣(ほうじょう)商売繁昌(はんじょう)の神として崇(あが)められていました。江戸時代になって、福知山城主の朽木氏が、そこに日向光秀公を合祀(ごうし)したのが御霊神社の始まりで、社号は「冤罪(えんざい)で非業の死を遂げた者を祀る神社」を意味します。

     朽木氏は近江源氏佐々木氏の分流である高島氏の一族で、高島郡北部、安曇川上流域の朽木谷を領していました。関ヶ原の戦いでは当初西軍に付いたが朽木元綱が東軍に内通したため江戸幕府成立後も大名として存続を許されます。元綱の死後、領地はその3人の息子に分割され、三男・稙綱が近江朽木藩主から、下野国鹿沼藩・常陸土浦藩を経て、稙昌(たねまさ)から丹波福知山藩主となりました。

     稙昌は、初代城主である光秀公を弔おうと、個人的に供養するようになり、宝永2年に祀りましたが、御霊会が認められたのは32年後の玄綱(とうつな)の元文2年(1737)です。領民たちは光秀公への感謝を込めて福知山音頭を踊りました。

    御霊信仰で合祀がかなったのですね。

     古代から、異常な天災や疫病の発生を、怨(うら)みを持って死んだり非業の死を遂げた人の「怨霊」の仕業と見なして畏怖し、これを鎮めて「御霊」とすることにより祟(たた)りを免れ、平穏と繁栄を実現しようとしたのが御霊信仰です。亡霊を復位させたり、諡号(しごう)・官位を贈って鎮め、神として祀れば、霊は鎮護の神として平穏をもたらすという考えが平安期に広まり、宮中では御霊会が行われるようになりました。一般には菅原道真が始まりとされますが、道真が祀られるようになったのは御霊神社創設以降のことです。こうした御霊信仰にかこつけることで、逆臣とされていた光秀公を神として祀ることが許されたのです。

     領民は、光秀公に感謝を示したいのに許されない。そこで火事や水害が頻発したことから、人としてしなければならないこととして、お世話になった光秀公を供養し、御霊として祀ったのです。御霊信仰は日本人の根本で、お盆に先祖を迎え、一緒に楽しいひとときを過ごすのと同じ。盆踊りなどでみんなが楽しく暮らしている様子を先祖に見せ、送り火で帰って頂く。それが先祖供養のかたちです。

    光秀公を称(たた)える福知山音頭も生まれました。

     人々の願いが藩主を動かし、藩主は幕府にお伺いを立て、認められて光秀公を御祭神にしたことを公開し、城下の祭りとして御霊会を盛大に催したのでしょう。毎年夏の「福知山ドッコイセまつり」で踊るのが盆踊りの福知山音頭です。福知山城を築く際、領民が石材や木材を運ぶのに「ドッコイセ」「ドッコイセ」と掛け声を掛けていたことから、手振り、足振りをまねて唄(うた)い踊りだしたのが始まりとされます。

     当社の例祭は10月第1日曜日で、併せて「丹波光秀ききょう祭」が開催され、当社社前の御霊公園や広小路通りには、数多くの出店が並びます。

    神社には光秀公の文書がありますね。

     光秀書状2点と明智光秀家中軍法1巻が神宝としてあり、市の指定文化財になっています。家中軍法は光秀公が定めたとされる軍団の規律や軍役の基準を記した全18カ条の軍法で、軍の管理・統制を目的としたルールは当時の織田家中には存在せず、先進的なものです。

    境内にある別の神社は。

     境内社として、事代主神社、秋葉神社、天満神社、福島稲荷神社、そして養蚕で栄えた大正4年に京都・太秦の蚕の社を勧請した養蚕神社や叶神社があります。昭和59年に市長や議員、近辺の自治会長らからなる堤防愛護会が建立した堤防神社は、由良川の治水を祈願する神社で、堤防がご神体となっている神社はほかにありません。御霊公園には、昭和28年の台風による由良川の氾濫で市街地を覆った水の水位を記した看板が建てられています。それだけ洪水が恐れられているのです。

    福知山では既に光秀ブームが起こっているようです。

     福知山市では、城の下に大河ドラマ館「福知山光秀ミュージアム」を来年1月にオープンし、1年間で10万人の入場者を見込んでいます。

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