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四国遍路開創1200年、人生を考えるツーリズム 香川大学経済学部教授 稲田道彦氏に聞く

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 今年は空海・弘法大師が弘仁(こうにん)6年(815年)に四国霊場を開いてから1200年。八十八箇所霊場(札所)では、記念スタンプや御本尊の御影(おみえ)などを用意し、お遍路さんを迎えている。江戸時代初め、庶民向けに出版されたガイドブック『四国邊路道指南(へんろみちしるべ)』の解説付き復刻本を出した稲田道彦・香川大学経済学部教授に話を伺った。

対話の相手は自分/お接待などで人との関わり

宗教教理で歩くというより/アニミズム的な感性が蘇る

 ――先生と四国遍路とのかかわりは?

 観光の研究から景色に興味があった。40日間ほど四国遍路をしたら人生観が変わったという話がたくさんある。それには寺や人も含めた総合的な景観が大きく働いているのではないかと思い、歩き遍路で4回に分けて38日間で回り、得るものがいっぱいあった。


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