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千日で初心、万日で極める 父―大山倍達

大山恵喜氏

スポーツでなく武士道 五輪入りには空手の娯楽化危惧

アーティスト 大山 恵喜氏に聞く

 空手家としてその道を極め戦後、極真カラテを世界に広めた大山倍達氏が亡くなって25年が経(た)った。その娘であるアーティストの大山恵喜氏に、その生きざまと空手に対する思い入れを聞いた。 (聞き手=池永達夫、写真=敷田耕造)

極真カラテの大山倍達氏が亡くなって4分の1世紀が過ぎた。

 父は極真カラテをつくり上げたが、私は組織とは無関係だし、父の遺産相続も放棄した。

 組織を持つと、道徳観念と一致させるのが難しくなりがちだ。そうした矛盾を父親も感じていた。

 父は武道家として無名のまま、年を取ったらどこかのお寺で掃除でもしながら、静かな余生を送るような生き方に憧れを持っていたように思う。

 その父は偉大だったなとつくづく思う。

 華やかでスター性のあった力道山と比べると、父は努力の天才だと思う。


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