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人が最終的に求めるもの

浦郷義郎氏

理想郷は良心が息づく社会

ホスピタリティバンク研究所代表 浦郷 義郎氏に聞く

 存在とは、個物であると同時に関係性の二重性にある。分けることを基本とする近代科学で、人類はかつてないほど便利な社会構築に成功しつつあるが、便利になればなるほど、人は人生の意味や生きがいから遠くなっている現実もある。今日の文明的行き詰まりをどう打破すべきか、ホスピタリティバンク研究所代表の浦郷義郎氏に聞いた。 (聞き手=池永達夫)

「21世紀は心の時代」で、喜びや感動を与えるため、ホスピタリティーが必要不可欠というのが浦郷氏の持論だが、最近の社会をどう見ているのか。

 成熟した豊かな社会の今は、必需品なき消費社会にいると思う。

 食べるもの以外、今日、すぐに買わないと生きていかれないというものはほとんどない。

 多くの家で服にしても靴にしても、過剰なほどにタンス在庫や靴箱在庫を抱えている。

そうした中で、人間が最終的に求めるものは何か。


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