ワシントン・タイムズ・ジャパン

中国の野心、二つの100年構想で覇権構築へ

野口東秀氏

コアとなる強軍政治 微笑外交にだまされるな

拓殖大学客員教授 野口東秀氏に聞く

 5年間の第1期政権を終えた中国の習近平国家主席は、昨年10月の共産党大会で党規約に「習近平思想」を入れ、今月の全人代(全国人民代表大会)では憲法改正で国家主席の任期を撤廃するなど「強権統治」への布石を打った。第2次習近平政権の中国がどう動くのか、拓殖大学客員教授の野口東秀氏に聞いた。 (聞き手=池永達夫)

昨年の共産党大会や今月の全人代を経て、見えてくるものは何か?

 今世紀半ばまでに、米国と並ぶ中国主導の世界秩序を打ち立てるという野心だ。党大会では大国としての自信を背景に、それがむき出しになった。

 習近平氏は二つの100年構想をナショナルゴールに設定している。具体的には、建国100年に当たる2049年と、共産党創設100周年の2021年を節目とした国家建設目標だ。


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