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大久保友記乃展の出会い 愛情が育んだ障害者の才能

カールの絵本が啓発

 本紙の5月20日付にエリック・カール展の紹介記事があった。そこで同氏の作品に感化された一女性との出会いを思い出した。

 4年前の夏、札幌・紀伊國屋書店の2階展示会場で、自閉症の若い女性の七宝焼きの個展が開かれており、たまたま書店めぐりをしていた私は立ち寄ってみた。

 彼女の名は大久保友記乃(ゆきの)。和服姿の若い母親が彼女に代わって、友記乃の作品の説明に当たっていた。

 出身地が私と同じ旭川市だったので懐かしく思い、狭い会場だったが、しばらく会話を交わし、七宝焼きの色の鮮やかさを褒めた。

 数日後、母親から送られてきた友記乃の著作集「不思議少女・友記乃の世界―自閉症のアーティスト」(文芸社)を見て、その中にエリック・カールの絵本を数多くの七宝焼きにして創作していることを知った。


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