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真っ当な国会安保審議を 「戈を止むるを武となす」

期待外れの不毛な議論

 国会は政治とカネの問題、農水政務官の破廉恥沙汰、NHK会長の言動が何の彼のと、スキャンダル追及に明け暮れて徒らに会期を空費している。そして今度は安倍首相の「我が軍」発言が槍(やり)玉に上げられた。

 3月20日の参院予算委員会で、自衛隊と他国軍との共同訓練に関する維新の党議員の質問に対し、首相が「我が軍の透明性を上げていくことに大きな成果を上げている」と、自衛隊を「我が軍」と呼称したことが問題だと言うのだ。

 野党側はこの片言(へんげん)隻語(せきご)を殊更(ことさら)とり上げて、「自衛隊は軍なのか」とか、「憲法に陸海空軍その他の戦力を持たないと明記されている。説明がつかない」、「これまで憲法の枠組みの中で積み上げた議論を全部ひっくり返すような話だ」などと大仰に批判して、執拗(しつよう)に追及しているのである。


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