ワシントン・タイムズ・ジャパン

世界も開幕見守る

東京五輪の開会式が始まり、0が並んだJR東京駅前のカウントダウン時計=23日夜、東京都千代田区

東京五輪の開会式が始まり、0が並んだJR東京駅前のカウントダウン時計=23日夜、東京都千代田区

 世界は23日の東京五輪開幕の動きをテレビなどで見守った。

 五輪に参加国最多の600人以上の選手団を送る米国は、独占放映権を持つNBCが史上最長の7000時間の放送をテレビやインターネットで行う。競技に関心は高く、首都などのレストランに五輪観戦用の大型テレビが備え付けられた。

 2024年にパリ五輪を控えるフランスでは、公共放送が中継。日本とは7時間の時差があり、競技の視聴者数は限定的と予想される。

 18年に平昌冬季五輪が開かれた韓国では、反日感情も手伝い、日本の防疫態勢や大会運営の問題点ばかり注目され、選手や競技は陰に隠れがち。首都圏は夜間の3人以上の集まりが禁止となり、30代の大手紙記者は「コロナが深刻でメディアも五輪で大騒ぎできる雰囲気ではない。友人知人で集まってビール片手に応援もできない」と話す。

 「中国加油(頑張れ)」「安全第一。無事に帰って来て」。中国ではソーシャルメディアの話題が自国選手団に集中。北京青年報は社説で「金メダル減少の勢いを止めて好成績を収めなければならない。同時にコロナ対策の模範を示せ」と鼓舞した。一方、来年2月に迫る北京冬季五輪の成功が至上命令で、組織委員会は東京の運営を参考にするため関係者34人を派遣。「有観客」開催も見据え、感染対策が最大の関心事のようだ。
(ワシントン、パリ、ソウル、北京時事)

台湾総統 日本語で「一緒に頑張ろう」
五輪開幕にエール

 台湾の蔡英文総統は23日、東京五輪の開幕に際して、ツイッターなどに「台湾の選手たちと主催国・日本に大きなエールを送りたいと思います」とビデオメッセージを投稿し、日本語で「一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。蔡氏は、「コロナ禍で台湾と日本は互いに支え合ってきました。日本の支援に深く感謝し、東京五輪の成功を心から祈念申し上げます」と述べた。
(台北時事)

フランス大統領 五輪開催「正しかった」
協調の精神必要

 訪日中のフランスのマクロン大統領は23日、東京五輪の開催について「正しかった」と歓迎した。開会式に先立ち、仏公共放送のインタビューで述べた。
 マクロン氏は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下での五輪開催をめぐって世界的に賛否が分かれたことを問われ、「五輪は開催されなければならなかった。ウイルスとの共存とはそういうことだ」と強調。「五輪の精神は協調の精神であり、この新型コロナの時期に必要とされている」と指摘した。
(ナポリ時事)

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