ワシントン・タイムズ・ジャパン

世界覇権狙う習近平新体制

 中国では今、ネット上で「後退」という言葉や、それを示唆する映像が削除されている。習近平国家主席への権力集中が進み、“赤い皇帝”と言われた毛沢東の独裁時代に戻るような政治状況にあることに、人民が「後退」という表現で反発したのだが、これを敏感に感じ取った当局が強権力発動に出たようだ。

 昨年秋の共産党大会で、習近平は次期指導者になるべき50歳代の若手幹部を政治局常務委員に登用しなかった。そればかりは、次期トップ後継者の一人といわれる重慶市書記の孫政才を昨年7月に汚職で逮捕し、訴追。そして今年3月の全人代では、「国家主席、副主席任期は2期10年を超えない」とする憲法79条の規定を変更し、制度上は、2023年以降の権力維持も可能にした。


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