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習近平政権暴走に警鐘、世日クラブ講演会で石平氏

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世日クラブで講演する石平・拓殖大学客員教授=17日、都内

 拓殖大学の石平客員教授は17日、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で講演し「習近平政権は胡錦濤政権より危険」と指摘し、軍をバックにした習政権の暴走に警鐘を鳴らした。

 「膨張する中国の対外政策~習近平政権のジレンマ」のテーマで講演した石平氏は「中国は1950年、対外拡張戦略を発動してチベットやウイグルを占領。さらに朝鮮戦争だけでなくインドとも戦争し、第2次世界大戦以後、一番戦争したのは中国だ」と述べ、「中国は全方位外交を展開して経済を成長軌道に乗せたが、それで対外膨張政策をやめたわけではない」と安全保障面でのチャイナリスクに言及した。

 「顕著なのが海軍力増強だ」という石平氏は「狙いは西太平洋の支配であり、究極目的はアジアの覇権だ」と強調、「胡政権は平和的台頭を口にしたが、習政権では公式文書でも、平和的台頭の文言が姿を消し死語になった。習政権が目指す海洋強国は、平和的手段ではなく強い軍隊で達成しようとしている」と語った。その上で石平氏は「日本は中国の膨張戦略に対し、周辺国と連携して防ぐ必要がある」と総括した。

 講演に先立ち、同クラブの近藤会長は「ドイツでは中国人は潜在的スパイだと警告され、英国では千人の中国人留学生を強制退去させた。また、F15レーダーシステムの情報が韓国を通じて中国へ流出した疑いがもたれている」と中国の浸透に警告を発し、集団的自衛権行使は当たり前のことと訴えた。

 また、内山斉横綱審議委員会委員長は「早く日本人の横綱誕生を希望する」と挨拶した。

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