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反基地運動に主体思想浸透、沖縄大学が活動拠点に

篠原常一郎氏が講演で明かす

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、北朝鮮の主体(チュチェ)思想を浸透させている全国の拠点の沖縄大学が反対運動の中心的役割を担っていることがこのほど分かった。元共産党国会議員秘書でジャーナリストの篠原常一郎氏が、同県浦添市で開催された講演会で明らかにした。
(沖縄支局・豊田 剛)

篠原常一郎氏

沖縄に浸透する主体思想について警鐘を鳴らす篠原常一郎氏 26日、沖縄県浦添市

 篠原氏によると、沖縄県では毎年、主体思想を学ぶセミナーが開催され、全国から教授や元教員らが多数集まっている。主催者で仕掛け人は、主体思想研究会全国連絡会の佐久川政一会長と主体思想国際研究所の平良研一事務局長だ。いずれも沖縄大学(那覇市)の名誉教授で、同大学が全国の主体思想浸透の活動拠点になっているという。主体思想とは、金(キム)正恩(ジョンウン)朝鮮労働党委員長の祖父、金日成(イルソン)が提唱したもので、独裁政権を正当化している。

 沖縄の反基地運動には定期的に親北派の韓国人団体が参加していると篠原氏は指摘した。沖縄の反基地運動を主導しているのは、革新政党や左派労組などで構成される沖縄平和運動センターだが、「沖縄と韓国の反基地団体をつないで影響を与えているのは主体思想だ」と語った。

 この講演会と同時刻、那覇市では「沖縄自主の会」の勉強会が開かれ、7月の参院選で当選した高良鉄美氏(沖縄の風)と平良氏がそろって講演した。これについて篠原氏は、「ソフトな印象を持たせる狙いで『自主』という言葉を使うが、実態はチュチェ思想研究会の組織である」と語った。玉城デニー県政を支えるオール沖縄の中に主体思想派が多数を占める可能性も出てきた。

 主体思想は韓国の中枢にも強い影響を与えており、2014年6月15日、韓国に潜む朝鮮労働党の秘密党員が、金正恩委員長宛に、忠誠を誓う「誓詞文」を送っていたことを、篠原氏は独自に入手した文書で紹介した。誓詞した40の個人・団体の連名の中に、文大統領や朴(パク)元淳(ウォンスン)ソウル市長の名前が含まれていたという。

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