ワシントン・タイムズ・ジャパン

失業率、5年で10ポイント以上改善

島袋俊夫うるま市長に聞く

 23日投開票の沖縄県うるま市長選に3選をかけて臨む島袋俊夫市長(64)はこのほど本紙の取材に応じ、過去5年で経済失業率が大幅に改善され、企業進出が多く進んでいると実績をアピールした。16日に告示される同選挙には山内末子県議(59)=無所属、社民、共産、社大、自由、民進推薦=も出馬を表明している。

島袋俊夫氏

 うるま市は沖縄本島中東部に位置し、2005年に2市2町が合併した。4月1日現在の人口は約12万2000人で、県内3番目に多い。

 島袋氏は2期8年の在任中に、失業率の改善と地域活性化、均衡ある発展を目指して市政運営した。その結果、「失業率は平成22年国勢調査の18・2%から27年調査で7・49%で10ポイント以上も改善された」。

 3日に同市で講演した石破茂・地方創生相は、「全国の1718市町村で、これほどまでに失業率を改善したところはない。間違いなく日本一だ」と述べた。企業誘致では、中城湾港の埋め立て地を中心に90社以上が立地し、雇用も9000人以上増えた。

 観光では、海外からのクルーズ船の寄港が増えていることを念頭に、世界遺産の勝連城跡と周辺地域の世界遺産をセットにした観光資源を活用を目指す。市の再開発については、「旧庁舎跡にホテル建築の予定があり、浄水所跡地に大型商業店舗の立地が決まっている」と述べ、活気が広範囲に広がることに期待を示した。

 また、うるま市には米海兵隊の主要基地のキャンプ・コートニーをはじめ、米軍及び自衛隊の施設が7つある。日米両政府が進める在日米軍再編を支持する島袋氏は「黙認耕作地など使わない施設・区域は返還してもらって、有効活用したい」考えだ。

 県に目を向けると、「仲井真前県政とは振興策を一緒にやってきたが今はブレーキがかかっている」と指摘。県内11市のうち翁長雄志知事と一線を画す9市長が「チーム沖縄」として団結し、「国と直接交渉し、遅滞なく振興策を進めていく」と意気込を示す。

 島袋氏は無所属で自民、公明が推薦。前回2013年は無投票で、8年ぶりの市長選となる見通し。
(那覇支局・豊田 剛)

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