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「台湾の塔」、来年「慰霊の日」に完工式

沖縄の関係者が台北で記者会見、台湾人の訪問を呼び掛け

「台湾の塔」、来年「慰霊の日」に完工式

記者会見に臨んだ濱松昭氏(右から2人目)と中山成彬氏(同5人目)=9月29日、台北市の台大校友会館

 先の大戦で日本人として亡くなった台湾人を慰霊する「台湾の塔」の本体工事が今年6月に沖縄県糸満市の平和祈念公園内に完成したことを受け、航空部隊の退役軍人らでつくる翼友会ら沖縄の関係者らが29日、台湾の台北市で記者会見を行い、塔の建立の意義を伝えた上で、多くの台湾人の訪問を呼び掛けた。塔は現在、周辺工事に取り掛かっており、来年6月23日の「慰霊の日」に完工式が斎行される。

 塔の土地を提供した翼友会の濱松昭事務局長(89)は、「台湾の人は航空隊に志願して、多くが亡くなったが、土地を提供することで少しでも台湾の人々の心に報いることできれば」と語った。

 記者会見には中山成彬元国交相、台湾の高雄市関懐台籍老兵(退役軍人)文化協会の呉祝榮理事長らが出席。10月29日に糸満市で開かれる航空関係者慰霊祭、来年6月23日の完工式に台湾から一人でも多く参加してほしいと呼び掛けた。

 沖縄からの訪問団は、呂秀蓮元副総統、民進党の姚嘉文元主席、同党の現役幹部らと会談。政府レベルで「台湾の塔」を認識するよう理解を求めた。

(台北30日豊田剛)

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