ワシントン・タイムズ・ジャパン

海保第11管区、洋上の救急医療で実施訓練

ヘリ機内で救急処置訓練をする医師や看護師=10月22日、沖縄県那覇市の那覇空港(豊田剛撮影)

医師への引き継ぎ手順を確認、ヘリ機内で応急処置も

 はるか洋上を航行する船舶内で重傷者が発生したらどうするか。海上保安庁(以下、海保)の第11管区(那覇)はこのほど、救急病院の医師や看護師らを招き、洋上救急訓練を行った。海洋面積が広い沖縄では迅速な判断と関係機関とのスムーズな連携が必要になってくる。(沖縄支局・豊田 剛)

 

 船舶や乗組員が外国籍であっても、洋上で救急患者が出た場合、海保の巡視船や航空機などで医師や看護師が現場に急行し、応急措置を施しながら病院まで救急搬送する。洋上救急制度は世界でも珍しく、これまで漁師や船員、クルーズ船の乗客ら、数多くの命を救ってきた。

 この活動は1985年10月、公益社団法人日本水難救済会が始めた。2021年3月末までの35年間に944件の救助要請があり、約1000人の傷病者に医療活動が行われた。そのうち、約4分の1に当たる220件が第11管区海保の担当海域(沖縄県域)だった。


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