ワシントン・タイムズ・ジャパン

SNSと社会の分断、若者に安易な二項対立論

 

“被害者”側に立つことが流行

 インターネット選挙運動が解禁されてから8年が経ち、ツイッターなど交流サイト(SNS)が選挙戦で重要な位置を占めるようになっている。しかし、SNSをのぞくと、候補者や政党への中傷や激しい攻撃が珍しくない。若者の投票率が下がる傾向にある中、政治に関心を持って真摯(しんし)に情報を送受信する若者が増えることは歓迎できるが、中傷や誹謗(ひぼう)は社会を分断させる懸念がある。

 メディア環境の変化が日本人、特にSNS利用の多い若い者にどんな心理的な変化をもたらしているのか。この問題に関して、示唆に富んだ対談が「Voice」11月号に載っている(「日本政治が迷い込んだ隘路と突破口」)。語り合ったのは、日本思想史家の先崎彰容(せんざきあきなか)(日本大学教授)と社会学者の開沼博(かいぬまひろし)(東京大学大学院准教授)。


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