ワシントン・タイムズ・ジャパン

PKO日報めぐる統幕長の発言を戦前の「戦線拡大」とダブらせた朝日

◆「戦闘」に野党が矛先

 自衛隊は、戦後初めて開発された戦車を、戦車と言わずに「特車」と呼んだ。1961年に配備された「61式特車」だ。なぜ戦車ではだめかと言うと、憲法は戦力の保持を禁じており、自衛隊は軍隊でないから、「戦」の文字はまずいとされたからだ。

 その後、警視庁の機動隊に特化車両(特車)が導入され、自衛隊も特車では紛らわしいというので、晴れて61式戦車となった。以降、74式、90式、10式と続くが、むろん戦車である。海外の人が「特車」と聞けば、笑い出すだろう。

 そんな9条信仰の残滓(ざんし)がまだある。階級の少尉や大佐は「3尉、1佐」、歩兵は「普通科」、砲兵は「特科」、工兵は「施設科」、駆逐艦は「護衛艦」。いずれも軍隊でない証のような言葉が使われている。

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊の日報に記された「戦闘」をめぐって国会が紛糾している。これも9条信仰の残滓と言ってよい。


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