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トランプ氏の「わいせつ発言」報道で“下衆な知性”を発揮した新潮

◆勝負あった大統領選

 米大統領選は投票まで1カ月を切った段階で、「勝負あった」状態になっている。安易な予想はすべきでないが、この状況で共和党候補のドナルド・トランプ氏が当選したら、選挙人獲得という米大統領選の仕組みを知り抜いたテクニックの勝利か、でなければ、ペテン以外の何物でもない。

 トランプ氏が“詰んだ”のは「史上最も醜い」と言われた第2回討論会もさることながら、ワシントン・ポストに暴露された「わいせつ発言」動画で共和党からも見放され、窮まったことによる。

 だが、肝心の「わいせつ発言」がどれほどひどいかということが日本の報道では伝わってこない。ここに切り込んだのが週刊新潮(10月20日号)である。「『トランプ発言』一言一句の対訳集」の記事で、いかにも同誌らしい“下衆(げす)な知性”の発揮である。


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