ワシントン・タイムズ・ジャパン

豊洲新市場の地下空間問題で過熱する報道・世論に水を掛ける新潮

◆制御不能の大騒ぎに

 豊洲新市場で基準値を超えるベンゼンとヒ素が検出されたことで、蜂の巣をつついたような騒ぎとなっている。移転に反対する業者は、「東京都はわれわれにベンゼンなどで汚染された魚を提供させようとしているのか」と叫ぶ。まるで「豊洲」がチェルノブイリのように立ち入ることもできないほどに汚染されているかのようだ。

 「豊洲」をめぐる報道と視聴者・読者の反応は今や制御不能になっていると言っていい。「地下空間」は絶対に“悪”なのか?「基準値超えベンゼン」は絶対に危険なのか? 今、科学的なデータを示したところで、“汚染”された世論を中和させるのは難しそうだ。

 そういう時こそ、週刊誌の出番だ。高みから斜に構えて地上にいては気付かない視点や意見を提供する。週刊新潮が2週にわたって「『豊洲のパンドラ』20の疑問」(9月29日号)と「10の疑問」(10月6日号)を特集した。同誌らしい取り組みだ。


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