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皆保険制度の破綻を材料に高齢者の延命治療の意義を問うたNHK「クロ現」

◆高価な新薬次々登場

 老老介護で心身共に疲弊したことが理由と思われる殺人事件のニュースが流れるたびに、「長生きも考えものだ」と思っている読者は少なくないのではないか。そういう筆者もその一人だが、13日放送のNHK「クローズアップ現代+」は、さらにその思いを強くさせる内容だった。

 テーマは「あなたはどう考える? “高すぎる”新薬の衝撃」。要するに、高価な薬の登場によって、これまで治らなかった病気が改善するのはいいが、その半面、国民皆保険制度ばかりか国家も破綻してしまう恐れがあるというのだ。そのメカニズムを、番組が紹介した一つの薬の例で説明しよう。

 「免疫チェックポイント阻害剤」と呼ばれる新薬「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)が昨年12月、保険適用になった。この新薬はがん細胞を攻撃する免疫機能を高める薬で手術、放射線、化学療法に次ぐ第4の治療法として期待されている。


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