ワシントン・タイムズ・ジャパン

護憲論調の朝毎に「表現の自由」に責任伴う主張せしめた風刺画事件

◆ムハンマド画の扱い

 テロをめぐって1月に二つの衝撃が走った。イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載した仏週刊新聞「シャルリー・エブド」の襲撃事件と日本人人質事件だ。いずれもイスラム過激派の犯行だ。

 言うまでもないことだが、いかなる理由があっても暴力をもって人命を奪う行為は許されない。その一方で前者については「他者の信仰を侮辱したり、もてあそんではならない」(フランシスコ・ローマ法王)。表現の自由も一定の限度があってしかるべきだ。

 本紙元旦号が創刊40周年特集で「自由言論」と「責任言論」の在り方に言及していたのは示唆的だった。自由のないところには自由言論を、自由のあるところには責任言論を、である。民主社会には「責任感と倫理性が伴う自由」が必要だ。


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