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「吉田調書」報道/御用機関と批判もある朝日第三者機関見解の限界

◆実態を知る参考資料

 朝日新聞の東京電力福島第一原発事故をめぐる今年5月の「吉田調書」報道について、同社の第三者機関が「内容に重大な誤りがあった」「公正で正確な報道姿勢に欠けた」などと指摘し、記事取り消しを「妥当だった」とする見解を発表した(12日)。これとともに、木村伊量(ただかず)社長が12月に引責辞任することに、先の小欄(18日付)で増記代司氏は「これをもって幕引きにするのはあまりにお粗末だ」と論評した。小欄でも重ねて、この問題を考えたい。

 第三者機関の見解は、「重大な誤り」とした朝日記事の評価、取材と記事掲載の過程、掲載後の対応まで一連の経過について、そつなくフォローしている。外形的に見ていけばそういうことになろう、と一応の説明にはなっているが、それ以上のものではない。とはいえ結構、社内の実態を知る参考材料も提供してくれて興味深い。


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