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ダムの今日的な役割と見通しを語るべきアエラ「ダム鑑賞の秋」特集

◆奈良俣ダムは“女王”

 「ダム」と言えば筆者などは、富山県東部の黒部川上流の黒四つまり黒部ダムの雄姿をすぐ思い浮かべる。黒部ダムは高さ(堤高)186㍍、今でも日本一を誇る。竣工年は1963年で、その間作業員延べ人数は1000万人を超え大きな話題になった。後に人気俳優、石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」もヒットし、当時、現地を一目見たいと観光客が黒四につめかけた。

 ところが、今日の傾向として、コンビナートや原子力発電所の巨大施設は都市から離れて、次第に遠い地域に建設されるように、機械技術的なものは都会の異物としてとらえられることが多くなった。もちろんダムはその性格上、山間に立地され、一部の人気のダム以外に観光地として足を運ぶには交通の便もよくない。


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