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表紙を飾らなかった東洋経済の特集「地政学リスク」の事なかれ主義

◆「イスラム国」の脅威

 世界中の至る所で紛争や戦争が勃発している。それは収まるどころかむしろ拡大の方向に向かっているようだ。そうした地域間の政治・外交・経済リスクを「地政学リスク」と称しているが、この地政学リスクが国民生活に大きな影響を及ぼしている。

 週刊東洋経済はこの地政学リスクに焦点を当てて、10月18日号で巻頭特集を組んだ。もっとも、表紙を飾り何十ページにもわたるものではなく、20ページ足らずで同誌の本来の巻頭特集に比べれば4分の1の分量である(表紙は「会社の片づけ」)。半ば企画倒れの印象の特集見出しは、「地政学リスク高まる!」、サブタイトルは「あなたの資産はどう守る?」となっている。

 現在、紛争やリスクを抱える地域は、「イスラム国」の動向を抱える中東のシリア、イラクばかりでなく、ロシアとウクライナ、中国とベトナム、日本と中国、など40カ国・地域を優に上回る。


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