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家族崩壊を「多様化」と表現し未婚の母のマイナス面触れぬ「クロ現」

◆ごまかしのある表現

 「ジェンダー・フリー」という、男女の性差を否定する思想が持て囃された10年ほど前、犬を家族と思う人がいるのだから、誰を家族と思うかは人によってさまざまだ、という趣旨のことを書いた“子育て小冊子”が、文部科学省の嘱託事業で出版されたことがあった。確かに、ペットを家族同様に可愛がる人はいる。しかし、それは個人の「心の問題」の範疇にとどめるべきテーマで、家族制度と絡めて語ることには飛躍があり過ぎた。

 そればかりか、その小冊子には「同性愛の人々にとって同性を愛するということは『当たり前』の選択」なんてことも書いてあったのだから、当時、この小冊子には家族制度を崩壊させようとの底意がある、と強い批判が巻き起こった。


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