ワシントン・タイムズ・ジャパン

自民党総裁選、どうしても「背後に安倍前首相」としたい新潮と文春

首相在職最長「自由民主」 実績強調の裏に多弱野党

権力闘争を好む庶民

 自民党総裁選が党員のみならず、国民的関心の中で行われ、岸田文雄元政調会長が新総裁に選ばれた。河野太郎規制改革担当相は世論調査では抜群の人気を誇っていたものの、1回目の投票でも岸田氏に1票差で抜かれて2位となり、決選投票では予想以上の大差を付けられ、事実上“惨敗”した。

 野党は「コロナ禍の中で、国民そっちのけの権力闘争」と批判したが、所詮(しょせん)ごまめの歯ぎしりにすぎない。かつてない熱心な政策論争で国民の関心を引き付け、また、それをメディアが取り上げ、煽(あお)った。野党は自分の批判の空疎さを晒(さら)しただけだった。

 なぜ、総裁選が国民の関心を引き付けたか。「熱心な政策論争」とは言ったが、やはり庶民は権力闘争が好きなのである。それが証拠に、庶民の関心に焦点を当てて編集する週刊誌は、どれも政策論争よりは政治の裏話ばかりを載せている。


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