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猛威振るうデルタ株、ワクチン接種のスピードアップ訴える新潮・文春

6月25日、大阪の自衛隊大規模接種センター会場で働く医療従事者ら(UPI)

◆体制整備怠ったツケ

 新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るっている。入院できず自宅療養中に命を落とすという悲惨な事例をメディアはことさらに取り上げて危機感を煽(あお)っている。ここで疑問だ。去年から病床確保が言われていたのに、どうして足りない騒ぎをしているのか。重症患者の増加が予想を上回っているからなのか。そんな甘い予想をしていたのか。

 週刊新潮(8月26日号)が「自分で命を守る『デルタ株』防衛術」の記事を出した。「ひとえに政府や専門家が、医療体制の整備をサボってきたツケだ」と断じ、政府を頼れないから自衛策を立てておけという。

 同誌は指摘していないが、これには厚生労働省の責任が大きい。病床稼働率が下がれば診療報酬も下がる仕組みになっており、いきおい病院側は稼働率を上げようとする。つまり空きベッドをつくらないようにしてきたのだ。


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