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東京五輪延期で危ぶまれた開催に再放送で示唆が増した「いだてん」

トックホルム近郊のマラソンコース上の町・ソレントゥナに設置された金栗四三の記念銘板=Wikipedia(金栗四三)より

◆災禍の視座から共感

 「こんな時にオリンピックですか!」

 「こんな時だからこそ、スポーツが人々に力を与えるんです!」

 五輪開会式前の7月22日午後、NHKで再放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」総集編後編の一場面は、2019年に放送された時より心に響いた。

 関東大震災(1923年)の翌年の東京で、柔道の創始者にして東京高等師範学校校長、大日本体育協会会長の嘉納治五郎(演・役所広司)がパリ五輪への出場選手を決めるマラソン予選を行う際、災禍の傷痕が残る市井から批判のヤジが飛び、振り返った嘉納は五輪の意義を力説する、というシーンだ。


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