ワシントン・タイムズ・ジャパン

座間事件裁判、「罪と罰」から逃避し死刑判決への意思表示をしない朝毎

◆極刑以外の結論なし

 「罪と罰」は古代からのテーマだ。紀元前17世紀のハムラビ法典には「目には目を、歯には歯を」とある。奪ったものと同じものをもって報いる。これが罪刑法定主義の起源とされる。ロシアの文豪、ドストエフスキーは『罪と罰』の中で、人を殺した主人公に若き娼婦の口を通してあがないの道を説く。

 「今すぐ行って、四つ角に立って、身を屈めて、まずあなたが汚した大地に接吻をなさい。それから全世界に向っておじぎをして、四方に向って、みんなに聞こえるように―『わたしは、人を殺しました!』こうおっしゃい! そうすれば神さまがまたあなたに生命を捧げて下さいます。行きますか? 行きますか?」(岩波文庫『罪と罰』)


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。