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日本の研究環境の貧困・疲弊・危機を指摘し分析したNW日本版と新潮

◆多い論文不正に問題

 ニューズウィーク日本版(10月20日号)が「日本からノーベル賞受賞者が消える日」を特集している。折しも今年の日本人受賞者は一人もいなかった。これまでの日本人「受賞者は(中略)日本の研究環境の貧困と疲弊を嘆き、将来日本人受賞者がいなくなると警鐘を鳴ら」していたが、それが現実化しつつあるようだ。

 同誌が問題の入り口として挙げるのが「論文不正」の多さだ。サイエンス、ネイチャーといった世界的科学誌への論文投稿で不正が指摘され撤回される提出者の上位に日本人が多いという。

 それは「構造的問題」と「体質」に起因していると同誌は指摘する。文部科学省の調査では、研究費の獲得競争、成果主義の蔓延(まんえん)と自浄能力の欠如、倫理観や研究費の不足、不安定な身分、等々、つまり「研究環境の貧困と疲弊」だと分析されているのだ。


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