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「道半ば」アベノミクス批判するも主因たる増税に触れぬ朝毎の無責任

◆消費増税がブレーキ

 安倍晋三首相が先月28日、病気を理由に辞意を表明。今月半ばには新しい首相が誕生する。

 安倍首相の経済政策アベノミクスは、目的の1丁目1番地だったデフレ脱却を果たせぬまま終わることになる。

 アベノミクスについて、これまでに社説で論評したのは朝日と毎日だけで、保守系紙からはまだない。左派系紙の方が批判的に論評しやすいということか。

 2紙の見出しは、朝日30日付「『道半ば』で行き詰まり」、毎日31日付「重くのしかかる負の遺産」で、毎日は通常2本立ての枠に1本だけの大社説である。

 毎日のそれはとても辛辣(しんらつ)で、実を結ばずに散る「あだ花」のように終わる、と形容し、「成果が乏しいまま、財政・金融政策のアクセルを踏み続けた結果、残ったのは借金の山である」と批判した。

 しかし、これには大きな誤りがある。アベノミクスはアクセルを踏み続けたのではなく、大きなブレーキも踏んでいる。消費税増税である。


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