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「中国の軍拡反対」の“羊頭”を掲げながら「無防備」の“狗肉”を売る朝日

◆口先だけの中国批判

 「羊頭(ようとう)を懸(かか)げて狗肉(くにく)を売る」。店先に良い品を見せておいて悪い品を売る、ごまかしの喩(たと)えだ。中国・後漢の光武帝(紀元1世紀)が下した詔(みことのり)の中に見える語で、続けて「盗跖(とうせき)、孔子語を行う」とある(『中国故事物語』河出書房新書)。

 盗跖とは春秋時代の大泥棒。強盗に押し入るとき、先に入るのは「勇」で、最後に出るのは「義」だなどと大言壮語し、孔子の言葉を悪用した。まさに「看板に偽りあり」。最近、日本共産党は威勢よく中国を批判しているが、これも羊頭狗肉ではないか。

 志位和夫委員長は今年1月の党大会で中国を評価してきた従来の見解を「新しい大国主義・覇権主義の誤りを一層深刻にする中国」と改め、5月に中国が香港の自由を奪う国家安全法の導入を決めると、「人権抑圧強化の動きをただちに中止せよ」と吠(ほ)えた。


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