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国家安全法の適用による「自由都市・香港」の“死”を悼むNW日本版

◆消失した「西側の夢」

 ニューズウィーク日本版(7月14日号)が特集「香港の挽歌(ばんか)」を組んでいる。「挽歌」といえば、日本人にとってはチョウ・ユンファ主演の香港映画「男たちの挽歌」(原題名「英雄本色」1986年)を想起する人も多いだろう。香港の返還を決めた英中共同声明の2年後に作られた作品だ。“死者を悼む詩歌”の題名は今の香港にぴったりの見出しかもしれない。

 同誌の記者デービッド・ブレナンは「自由都市・香港が香港でなくなる日」の記事で、これまでの経緯を長々と書きながら、最後に「国家安全法の適用を(そして香港の「中国化」を強引に推し進める一連の策動を)食い止めるのは、もはや不可能かもしれない」と述べている。

 米国やイギリスは当てにならない。香港の金融センターとしての価値を強調したところで、北京はその機能を捨ててまで、香港を国の一部として取り込む方を選択した。


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