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マージャン相手は記者ではないと言い張り報道と無関係を装う朝日

◆“事件”暴いた週刊誌

 作家、司馬遼太郎は新聞記者についてこう語っている。

 「私のなかにある新聞記者としての理想像はむかしの記者の多くがそうであったように、職業的な出世をのぞまず、自分の仕事に異常に情熱をかけ、しかもその功名は決してむくいられる所はない。…無償の功名主義こそ新聞記者という職業人の理想」(随筆『わが小説―梟(ふくろう)の城』)

 産経記者だった司馬が作家として世に送り出したのが『梟の城』で、盗賊・石川五右衛門の史実から想像を膨らませ、忍者の無償の功名主義を綴(つづ)り現代の記者に重ねた。

 私事で恐縮だが、駆け出しの頃、司馬を産経に誘った当時の産経京都支局長、松村収氏に師事した。筆者の拙文を見かねて声を掛けてくださり、下鴨神社に近い氏の自宅に通った。「彼(司馬)は寺社に取材に行くと何日も帰って来ないので往生した。君、新聞記者を目指すのなら、どう真実に迫るかだよ」。その言葉が忘れられない。


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