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乱暴にも中絶と同性婚を同列に扱った日経連載「1964→2020」

◆問われる「命の尊厳」

 東京五輪を控え、前回大会(1964年)当時と2020年の現在を比較する新聞記事が目に付く。55年の間に日本の社会が大きく様変わりしていることが分かって興味深いが、中には、真逆の問題をはらむテーマを、社会は変化するものだというだけで同列に扱った連載記事があった。

 「日本経済新聞」は年末から、「2つの東京五輪の間で何が変わり、何が変わらなかったのか。私たちの社会の移ろいを見つめる」として、社会面で連載「1964→2020」を始めた。その第2回(12月30日付)の主題は「家族・命」だが、家族制度と命の尊厳という、次元の異なるテーマを「選択肢の多様化」というキーワードで一括(ひとくく)りにしたのはあまりに乱暴だった。


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