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北朝鮮帰還事業60年、共産主義幻想を引きずり反省のない朝日

◆「地上の楽園」と宣伝

 「税金のない国、乞食のいない国」。1980年代に朝鮮半島の38度線(軍事境界線)を訪れた時、北朝鮮の特大の宣伝看板が目に留まった。それを見て韓国の軍人が笑って、こう解説してくれた。

 「税金はお金を得た人が収めます。最初から搾取されている人民にそんなお金はありません。乞食(こじき)は徘徊(はいかい)の自由と恵む人がいないとできません。北には自由もなく恵む人もいないので税金も乞食もない。でも日本には『地上の楽園』と信じる人がいるのですね」

 90年代に北朝鮮側から軍事境界線の「板門店」を訪れたことがあるが、特大の宣伝看板はなかった。むろん南への宣伝だから北から見えない。仮に見えてもありがたがる人民は一人もいまい。「楽園」は当地でもとっくに死語だった。


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