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甚大な台風19号被害でも、なぜか「まず堤防強化を」と語らない各紙

◆最も有効な治水対策

 台風19号による甚大な被害は、日を追うごとに大きくなり、依然として全容が見えない。これまでに確認された犠牲者は12都県で79人、行方不明者12人。約4000人が避難所に身を寄せ、住宅被害は約4万5000棟、堤防決壊は71河川で128カ所に上る(18日現在)。

 今回の被害で改めて気付かされるのは、治水事業の重要さである。被害住宅のうち、ほぼ半数で床上浸水が確認され、被災者は自宅の片付けや水をかぶった畳や家電など大量の災害ごみの処理に追われている。堤防がもう少し高く強度があったなら、被害はもっと少なくて済むのではないかとの思いを強くする。

 地球温暖化の影響などから台風は年々大型化、強さも増して“狂暴化”している。台風までいかなくても、線状降水帯による集中豪雨が「これまでに経験したことのない」記録的なものになることも珍しくない。対策はどうなのか、ということである。


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