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左派紙は年金問題で盛んに不安を煽るが問われているのは家族の価値観

◆低年金者のお涙物語

 参院選では野党と左派メディアは「老後2000万円不足」を持ち出し、盛んに不安を煽(あお)った。こんな令和の政治風景を天平の歌人、山上憶良ならどう見るだろうか。

 そう思ったのは憶良に「貧窮問答の歌」(万葉集・巻5)があるからだ。問答は長歌で貧しい生活をリアルに描き、短歌でこう歌う。

 「世の中を 憂(うれ)しと恥(やさ)しと思へども 飛び立ちかねつ 鳥にしあらねば」(人の世を生きていくのは辛くて恥ずかしいが、どこかへ飛び去るわけにもいかない、鳥ではないのだから)

 今の境遇をしっかりと受け止めて生きていこう。そんな応援歌に聞こえる。与党勝利の選挙結果を見ると、令和の日本人も冷静だったようだ。これに引き換え、左派メディアの選挙ルポは現実からぶっ飛んでいた。


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