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高齢者の理想の生き方、年忘れ他人のため働く

社会との繋がり持ち続ける

 超高齢社会を迎えて、高齢者の生き方について、国民の関心が高まっている。高齢者の数が多くなっているからだけではない。誰もがいずれ年寄りになるのだから、高齢者問題は人ごとではないのである。

 このため、論壇では最近、高齢者の生き方を題材にした論考が多い。月刊誌7月号でも「文藝春秋」と「Voice」がこの問題を扱っている。前者は、英文学者でエッセイストの外山滋比古と、第一生命財団顧問の加藤恭子を引っ張り出して、対談を組んでいる。題して「90歳? 年齢なんか忘れなさい!」、副題に「歳を気にしない生き方こそ大切だ」とある。

 93歳(外山)と88歳だから、かなりの高齢だが、「世の中の人が盛んに歳を聞いたり言ったりするのは、日々を退屈して過ごしているからだ」(外山)といった具合で、2人の主張はそれぞれ説得力がある上に、高齢者の生き方を超えて鋭い日本人論になっていて興味深い。


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