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夫婦別姓論議の盲点 子の姓より親の権利

推進論煽るメディアの欺瞞

 このところ、婚姻制度をめぐる議論が活発だが、その特徴の一つは、結婚する当事者のみの視点に偏ってしまっていることだ。婚姻制度を考える場合、当事者の幸福はもちろん大切だが、生まれてくる子供の幸福をどう考えるかということも重大な論点である。しかし、それを脇に追いやって進める議論は、「個人の尊重」ばかりが強調される戦後の価値観の反映だろう。婚姻制度論議の特徴というより“歪み”と言うべきか。

 社会の将来を担う子供の視点が置き去りにされている論議の一つに、選択的夫婦別姓の是非がある。月刊「新潮45」2月号は「偽善の逆襲」と銘打った特集を組んで、世にはびこる偽善の数々を一刀両断する小気味よい論考を並べている。


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