「体元に戻して」 子宮頸がんワクチン訴訟始まる
福岡地裁、原告女性が法廷で訴え
子宮頸(けい)がんワクチンを接種し、全身の痛みなどの症状が出た若い女性らが、国と製薬会社2社に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、福岡地裁(倉沢守春裁判長)であった。原告の女性2人が意見陳述し、「体を(元に)戻してほしい」などと訴えた。
同種の集団訴訟は全国4地裁に起こされ、福岡が初めての弁論。北九州市の梅本美有さん(18)はワクチン接種後、体に痛みが生じるなどして高校に通えなくなった。「痛みが消えることはない。今では痛みを感じなかった日々を思い出せない」と述べ、「なぜ私が苦しめられなければいけないのか。治療体制を確立して、体を戻してほしい」と言葉を詰まらせた。
熊本県の女子大学生(20)は、全身の痛みや吐き気に苦しみ、入退院や休学を繰り返しながら大学に通っていると話し、「これ以上、不安や悲しみを背負わせないで」と訴えた。
ワクチンを製造した米メルクの子会社MSDの代理人弁護士は請求棄却を求めた上で、「安全性や、類似する症状との関連性がないことは臨床試験で証明され、体調不良はワクチン接種と関連しない」と主張。「診療記録を検討しなければ容体と原因の認否はできない」と述べ、原告らの診療記録などの提出を求めた。
閉廷後、原告らは福岡市内で記者会見し、梅本さんは「国と製薬会社には早く責任を認めてほしい」と強調した。
(時事)
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