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TOKIO山口達也、ジャニーズに守られる人生に終止符を打ってもらいたい

 TOKIOの山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検されたことが報道され、連日に渡って各メディアが報道をしています。山口本人の謝罪会見の映像や、TOKIOメンバーが出演する番組内で厳しい苦言を述べたことなどが報じられていますが、事が起きたのは今年の2月。同じ番組に出演していた17歳の女子高校生を自宅に招いて飲酒を勧めたうえ、酔った勢いで無理やりキスなどの行為をしたということです。

復帰を望む発言に他メンバーが苦言

 NHKが報道した25日に、山口が所属するジャニーズ事務所は「お酒を飲んで、被害者の方のお気持ちを考えずにキスをしてしまいましたことを本当に申し訳なく思っております。被害者の方には誠心誠意謝罪し、和解させていただきました」とコメントを発表。26日には山口本人が会見を開き、涙ながらに被害女性やTOKIOのメンバー、ファンに謝罪をしました。

 しかし、謝罪をしながらも、本当に反省しているのか疑いたくなる発言もありました。酒癖の悪さが招いた事件にも関わらず、「今は絶対飲まないと決めているが、今後どうするかは考えられていない」として、この先も飲まないとは断言していませんでした。また、事務所側は解雇しないで“無期限”の休養という形をとるということもあり、「またTOKIOとしてやっていけるなら」と発言していました。この会見を受けてTOKIOメンバーの城嶋茂は「この件に関して、まず自覚がない。何を言っているんだ、という気持ちでした」と語り、復帰についての発言に対しては、「あり得ないですよね。普通にあり得ない」と突き放しました。

 事件から2カ月以上も経過しているのに公表されなかったため、ジャニーズ事務所が隠蔽しているのではという見方もありました。会見では、隠蔽するつもりはなかったことを説明していましたが、公表したいと思っていたかと記者から質問されると、「それは今はちょっと分からない」と山口は答えていました。山口と被害女性の間では示談金で片が付き、ジャニーズ事務所としては穏便に済んだ話だと安心していたのでしょう。

 しかし、テレビ局関係者からすれば、報道されるまで山口を起用するテレビ局は一切ジャニーズ事務所から報告を受けておらず、「いってみれば、これだけの不祥事が隠蔽されていたわけで、裏切られたという思いです」と話しています。もし、公に報道されなかったなら、お金でのみ解決された事件として事務所側も山口も罪の意識が薄いままTOKIOとして活動を続けていたことでしょう。

 山口が事件を起こしたのは今回が初めてではありませんでした。2011年に半年以上にもわたる無免許運転で書類送検されており、この時も会見は開いたものの、他の芸能人への反応と違い、強い批判を浴びませんでした。芸能関係者は「たいして批判されなければ、人は罪の意識が薄れるし、『俺は何かしても事務所が守ってくれるんだ』と勘違いしてしまう。周囲の過剰な保護が、今回の事件につながったんだと思います」と話しています。

 結局、車関係のCM起用は継続され、数年経つと新たな車のCMも始まりました。このような前例もあってか、強制わいせつという重い罪を犯したにもかかわらず、また復帰したいという意向を会見で話してしまったのでしょう。人気があるからこそ、大手事務所だからこそファンや社会に与える影響が大きく、許されないはずなのに、タレントのブランドイメージを守ろうとする事務所の姿勢が、タレントにとって罪の意識を薄れさせ、何をしても許されるという勘違いを本気で思いこむ大人にさせてしまったのでしょう。

被害に遭う恐れがあるということを親子で意識して警戒心を持つ

 事務所の姿勢も問題ですが、何より46歳という大の大人が、事務所に守られているから安心だと思い込み、その事務所から与えられた仕事だから今まで通りやり続けなくてはいけないという思考は子どもじみています。他のTOKIOメンバーの厳しい意見は当たり前のことなのですが、それすら好感を持てるほど、山口の姿勢はズレています。離婚の原因のひとつとなるくらい酒癖が悪く、業界内では酔うと女性に手を出すことも有名で、女性スタッフの中では被害にあった人もいるようです。好感度が大事な仕事なのにも関わらず、酒を断たず、反省もしないできた甘えの結果、このような大きな事態を招いたのでしょう。

 山口の不祥事はジャニーズ事務所にとっても相当な痛手で、レギュラー出演していた番組や、放送予定の番組にも多大な影響が出ており、違約金などの被害額も相当なもの。TOKIOの他のメンバーの仕事にも支障をきたしています。ジャニーズ事務所は、解雇をしないで無期限の活動休止という判断を下していますが、テレビ局関係者からすると、強制わいせつだけに、世間の反応を考えると、今後テレビ局が山口を起用することは難しいとしています。そうである以上、山口には芸能界引退の道しか残されていません。

 いくらお酒を飲んでいたからといっても、夜8時過ぎに女子高校生に電話をして「家に来ないか」と誘うというのは大人として理解できない行動です。被害にあった女子高生も警戒をしてか友達を1人連れて行ったようですが、そうするぐらいなら、いくら芸能界の大先輩からの誘いといえども、まず親に相談して、親から断ってもらったり、事務所から断ってもらったり、もっと周りの大人に頼っても良かったのではと思ってしまいます。

 社会に出たことのない高校生からすれば、今見えている目の前の芸能界と学校の世界だけが自分の全てだと捉えがちなので、大先輩からの誘いに応えてしまうのは仕方ないことではありますが、もっと警戒心を持っていなければ大変なことになるということを自覚してもらいたいものです。それは本人だけでなく保護者も自覚すべきことだと思うので、山口のような大人が身近にいて近づいてくる可能性があるということを親子で意識し合って未然に防いでいくしかありません。

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