«
»

やり直せる社会の実現を

宮城 能彦

安定志向の価値観に疑問 入試と就活で人生決めるな

沖縄大学教授 宮城 能彦

 学校という、世間から隔離されている温室の世界で仕事していると、世の中の動きを身体で感じることが少なくなっていく。

 私の場合は村落や街に出て人々から話を聞かせてもらうフィールドワークを仕事にしているので、まだ世間との接点はある。しかし、それも結局「観察者」としての接点であり、そこで生きて生活している人の感覚とは程遠いのだと思う。

 そんな学校という世界で生きていても、少しだけ世の中の動きを身近に感じることがある。学生たちの就職である。

 一昨年あたりから、大学生の就職状況は好調である。私が所属する大学の学生、そして私のゼミ生も次々と内定をもらっている。先月も男子学生から内定をもらったという報告を受けたが、数年前まで、この時期に早々と内定をもらえるのは、かなり優秀な学生のみであったことを考えると、本当にありがたいことだと思う。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。